ファミレスのバイトと高校一年生の英語力
高校一年生のとき、得意科目は英語だった。でも文法の小理屈が好きなだけで喋ったり書いたりはできないはずだった。
16歳の貧弱な英語力でも仕事で役立った!
僕は当時デニーズ原宿店でバイトをしていた。原宿という土地柄のせいか、よく英語を話すお客さんが来る。恐る恐る、英語で注文をとるとなぜか通じた。発音なんてド下手もいいところなのに。お客さんから、Are you university student?と返された。その当時16歳だったので、素直に嬉しかった。
英語なんてしゃべれないのにクレーム対応もできた!
数か月後、同デニーズ原宿店にて、黒人の女性の接客をした際のことだった。
「コーラをジョッキで出してくれ!小さすぎる!」
という英語のクレーム対応をしたときも、なぜか通じて、そのお客さんは帰りにチップをくれた(100円玉だった)。
やっぱり嬉しかった。
正直、今でも英語は喋れないし、書けない。
でも、芸は身を助けるではないが、勉強は役立つものだなとしみじみ感じたのを覚えている。
ちなみに、当時は古文や化学を毛嫌いしていたけれども、今考えれば、どの科目もあるとき突然我が身を助けるのだから、分け隔てなく勉強しておけばよかったように思う。
幸い、今は読書大好き人間なので、この調子で英語から民俗学まで、興味の赴くままに、生涯知る楽しみを味わい続けようと計画している。
✳︎いま頑張ってDoing a literature reviewという本に挑戦している!文献検索の本だ。この本を読みこなせる頃には読書の幅も大きく広がるものと期待している。我々読書好きにとって洋書が読めないのは本当にもったいないことなのだ!!
追伸
ちくま学芸文庫、最高!!
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